フランスの各種行政手続きで「出生証明書」の提出を求められることがありますが、フランスと日本の出生証明書は記載事項が異なるため、適切な文書から翻訳する必要があります。
出生証明書(acte de naissance)の提出が必要となる例:
- フランスにおける婚姻手続き、パックス(連帯市民協約)締結
- ビザ申請、滞在許可証申請
- 帰化申請
- 相続手続き
- 医療保険又は戸籍に関する手続き
フランスの出生証明書に対応する文書
フランスで出生証明書(Acte de naissance)の提出を求められた場合、主に戸籍謄本または戸籍抄本から翻訳を行います。場合によっては改製原戸籍が必要となることもあります。
戸籍謄本・戸籍抄本には、該当者の氏名、生年月日、出生地、両親の氏名や生年月日、続柄(avec filiation)といった情報が記載されています。
アポスティーユ
フランスでは、外国公文書の翻訳には、複雑な手続きを要する「公文書認証(légalisation)」が義務付けられていますが、日本の文書は「外国公文書の認証を不要とする条約」に基づき、アポスティーユ付与によりフランス当局に提出することができます。
法廷翻訳をフランス当局より要求されている場合、アポスティーユの付与は、文書の翻訳前に行う必要があります。日本の公文書に関するアポスティーユ申請は日本の外務省へ行います。